浮気や不貞行為で離婚となるケースは年々増えてきています。
また、最近では、男性からの浮気調査依頼が探偵事務所で年々増加し、半数以上を占めているそうです。離婚をするにあたって、浮気が原因であっても、証拠がないと慰謝料が少なくなってしまったりなど色々と損をしてしまうこともあります。
なので、探偵事務所に依頼して離婚前に証拠を集めるなど、入念な準備が必要なことも。
しかし、できることなら離婚を避けたいと思っている方も多いと思います。
離婚回避の望みが高いケース、浮気かな?と思ったら調べてみたほうがいいこと、浮気や不貞行為での離婚に必要な準備などをまとめてみました。
まずは、離婚回避はできないか考えてみよう
離婚は誰もが避けて通れるなら通りたいと思っていると思います。
夫婦の中に何らかの原因があったとしても離婚回避ができるケースもあります。
どのような場合に離婚回避が可能なのかポイントを挙げてみたいと思います。
まず相手が不倫をしていることがもうすでに分かっていて、相手も隠そうとしていないのに、家に帰ってきているというような場合には離婚回避がまだ出来るケースです。
そして子供には愛情があって子供については協力的である、大切にしてくれているという場合も離婚回避が可能です。
生活費は離婚回避の基準になるのですが、配偶者や家庭、子どものことを考えている人の場合にはちゃんと生活費を入れてくれると思います。離婚をしたいと思っていても生活費をきちんと入れているのならまだ離婚回避の望みは高いでしょう。
そして身体的な暴力も、精神的な暴力もどちらにおいても暴力は一切ないという場合には話し合いをしてお互いの気持ちを伝えあえばまだまだ離婚回避は可能な範囲です。
離婚の原因は必ずしも浮気や不倫ばかりではありません。浮気や不倫をしていると夫婦だけの問題ではありませんから、なかなか離婚回避をするというのは難しくなってきますが、浮気も不倫もしていないのであれば、離婚回避の望みは高いでしょう。
しかし、その下に根本的に解決できないような問題がある場合は難しいこともあります。
そして夫婦の間の問題が相手の両親や自分の両親を含めて問題になっている場合で、協力や応援をしてくれているという場合にはまだ離婚回避の可能性は高いと思います。
浮気が原因の離婚
離婚をする原因は人それぞれ色々とあるのですが、夫婦が離婚する原因の一つに浮気があります。
浮気をした、不貞行為をしたことによる離婚はかなり件数が多いとされています。
日本の離婚件数の9割は現在協議離婚なのでその理由というのは明らかになっていないのですが、1割に当たる協議離婚以外の人の場合には理由がはっきりと分かっています。
その離婚、本当にただの性格の不一致?
現状としては浮気や不倫が原因で離婚をするという人はかなり多く、年々増えている傾向にあるともされています。
どちらかが浮気や不倫をしている場合に相手の証拠を押さえないまま、相手が不倫をしていることに気がつかないまま相手のペースで離婚をしているという人もいます。
例えば性格の不一致を理由にして離婚を申し出された場合にはただ単に性格の不一致だけだったのかどうかよく考えてみた方がいいですね。
もしかするとその離婚の申し出の裏には浮気があるかもしれませんしそれ以外に理由があるのかもしれません。
結局ただの性格の不一致だと思って離婚の原因を特に追究しないまま離婚をして、離婚後にトラブルになるという人も多いといわれています。
浮気チェックリスト
例えば夫や妻に浮気の疑いがあるとされるのはこんな時です。
- 携帯電話を家では電源を切る
- 携帯電話を肌身離さず持ち歩いている
- 着信音をならないようにしている
- 発信履歴や着信履歴を消している
- 携帯料金が突然高くなった
- 休日出勤や深夜の帰宅が多い
- 理由を聞くと怒る
- 家族とのコミュニケーションの時間が減った
などの場合には浮気を疑った方がいいかもしれません。
浮気かな?と思ったら調べてみてほしいサーバー上の画像やSNS
私も釣りや出張に行くといって浮気をしていた人を何人も見たことがあります。実家にひとりで帰省している間に毎回浮気をしているケースもありました。
探偵に依頼するのも効果的です。
最近では、妻の浮気を疑う夫、男性からの依頼のほうがおおいそうですよ。
また、離婚に踏み切る前に弁護士に相談してみましょう。


不貞行為での離婚には証拠が必要
離婚の原因で法廷離婚の原因としてあげられる一つに不貞行為があります。
民法上は浮気という言葉を使うのではなくて、不貞行為というような使い方をして、性的関係を持たない、つまり肉体関係を持っていない場合には不貞行為とはされていないのですが、1回でも肉体関係を結んでいるという場合には不貞行為に当たります。
離婚をする際に裁判に発展するケースで一番多いのが不貞行為とされています。
1回の不貞行為なら許されるということでもないのですが、1回だけの浮気で離婚の判定が出たことはあまりありません。
裁判で離婚の原因として判定を受けられる不貞行為というのは継続的に続いている肉体関係や男女関係といわれていますから、1回だけの浮気や家族を大事にする気持ちや反省の色が強い場合には離婚原因として扱われないケースも多いでしょう。
浮気が原因で離婚を痛いと思っている時には不貞行為が行われた事実を証拠として出す必要があります。
裁判離婚に限らず、調停離婚でも協議離婚でも、浮気の証拠があれば慰謝料を有利にもらえますから証拠があった場合には不貞の証明がその証拠から必ずしもできなかったとしても、残しておきましょう。
夫婦の信頼関係が崩れる証拠となれば離婚として認められます。
離婚準備のための探偵事務所の選び方
離婚をしようと考えている人の中には、探偵事務所や興信所を利用しようと思っている人も中にはいると思います。
探偵事務所や興信所は今全国にかなりの件数がありますからどこに依頼すればいいのかわからない人もいると思います。
離婚をするにあたって、有利に離婚に持っていけるようにするための情報や証拠が必要だと思ったら探偵事務所や興信所に依頼するのが一番です。
では数多くある探偵事務所や興信所の中から離婚に有利な事務所を選ぶにはどうすればいいのでしょうか。
まずその事務所の責任の所在を公開していないようなところは信用できませんから選んではいけません。
そして契約する内容などについては詳しく説明をしてくれるところと契約をしましょう。
事務所によっては調査にかかる費用が大幅に違っていますからいろいろと比較したうえで選ぶ必要がありますし、追加の料金が発生するのかしないのかということもしっかりと確認しておきましょう。
調査に必要な人や機械、情報収集についてはどのような方法でどのようなレベルのスキルを持っているのかなどについても依頼する前に調べておく必要があります。
その場合は離婚に有利な情報を得る必要がありますからそのために、探偵事務所や興信所を利用するということは、お金を支払ってでも必要になることもありますので覚えておきましょう。
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