私たち女性は、日々忙しく活動していて子育てが一段落したと思ったら、自分はシミ、しわ、たるみのある、すっかりおばさん年齢になっていた、ということはよくある話です。
外見もこんなはずじゃなかったのに・・・と考えているばかりでは、何の解決にもならず、かといって、どうしたらいいのかわからず、でもやはり美しくいたいと焦ります。
見た目年齢の差はこうしてできる
専門家によると、肌、髪の悩みは30歳くらいから現れる人が多く、全体的に衰えたイメージになるようです。
人によって見た目年齢に差がありますが、その差は、いったいどこからくるのでしょうか?
細胞の老化には個人差がある!
なんと、細胞の老化の程度はひとりひとり違っているのだそうです。
身体全体の体内時計は、1周で25時間おきにリズムを刻むのに対して、普通私たちが目安にする時計は1日24時間おきにリズムを刻みます。
つまり、毎日ずれが生じているのを、朝起きたときに太陽の光でリセットするのですが、そのリセット能力が加齢とともに落ちていくのだそうです。
細胞の修復機能にも個人差がある!
また、人によって調和が乱れる臓器部分が異なるので、見た目年齢に差が出るのです。
ヒートショックタンパク質といって、ストレスダメージから細胞を保護する働きを持つ物質があるのですが、そういったものや、細胞の修復機能にも高い人、低い人がいるために見た目の若さに影響するということです。
細胞レベルで決まっている部分もありますが、栄養、睡眠、運動のバランスをとった生活を送ることでもヒートショックタンパク質などを増やすことができます。
多忙な女性がまずできることは、睡眠の質を上げることかもしれません。
良質な睡眠で、見た目年齢に変化が起きる!
必要な睡眠時間は人によって個人差があり、何時間寝ればいいと、一概には言えないようですが、睡眠の「質」をあげれば見た目年齢に変化がおきることがわかりました。
しっかりした深い眠りの時間をとることが重要で、それによって睡眠の質が上がるのです。
栄養、睡眠、運動の中では、最もてっとり早い方法でもあるでしょう。
睡眠中は様々なホルモンが分泌されていて、身体や脳のメンテナンスを行うのですが、美容と密接な関係にあるのが「成長ホルモン」です。
この「成長ホルモン」は、「美人ホルモン」と呼ばれることもあるのだそうです。
このホルモンはタンパク質や骨などを合成したり、皮膚の新陳代謝を促す働きがあるところから、そのように呼ばれています。
この「成長ホルモン」を分泌するために必要不可欠なのが、深い良質な眠りなのです。
良質な眠りのためにできること
眠りにつく前の行動に注意
寝る前のスマホチエックはNGです。
眠る前は副交感神経を優位にしなくてはいけないので、眠りにつく前の行動が重要になってきます。
寝る寸前までテレビを見ていたり、スマホのチェックをしていてはいけないと言われるのはこのためです。
ブルーライトの影響で交感神経が優位にたってしまうのです。
頭皮マッサージがオススメ!
寝る前に頭皮マッサージをしましょう。
頭皮マッサージは、頭の筋肉のコリをほぐして緊張状態を緩和します。
そうすると、休息モードのときに副交感神経が優位に立ち、リラックス状態で眠りにつくことができるので、「成長ホルモン」つまり「美人ホルモン」がより多く分泌されやすくなるのです。
枕やその高さは重要といわれていますが、自分の感覚を大事にするのがよいです。
脱力できる心地よさを目指して、より良い睡眠を心掛けましょう。
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